福知山野条の紫宸殿田楽のじょうのししんでんでんがく

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京都府福知山市上野条地区にある御勝八幡宮で25年に一度開催される御勝大祭。
そこで上野条地区の方々が奉納される田楽「野条の紫宸殿田楽」は京都府の無形民俗文化財に指定されています。
源頼光が酒吞童子を退治する際に御勝八幡宮で必勝を祈願し、その後無事退治し戻って来られたお礼としてこの田楽を奉納したと伝えられています。
踊り手はビンザサラ12人、小太鼓2人、笛2人の計16人、また前方両側に甲冑武者姿と山伏姿の人が1人ずつ立ちます。ビンザサラとは打楽器の1つで、野条の紫宸殿田楽で使用している物は縦11cm、幅1.5cmの木が88枚繋げてあり、ビンザサラを持つ手をひねることで打ち鳴らすことができます。
この田楽は12番まであり、3番までは神殿の前で神様に捧げ、4番から12番までは舞堂という舞台の上で演舞します。
ゆっくりした演奏と共に、左右に向きながら足を斜めに出したり、列になっている踊り手が互いに背中合わせになったりして踊る姿は田楽本来の形をよく残していると云われており、変わらず現在まで伝承されています。

エリア
福知山
所在地
京都府福知山市字上野条地区 御勝八幡宮周辺
開催日・日時
25年に一度10月に行われる御勝大祭にて奉納(平成27年に開催、次回開催予定は令和21年)
アクセス
国道176号線を宮津方面へ下野条交差点を左折府道528号線に入り約5分
WEBサイト
お問い合わせ
森の京都DMO
協力
上野条無形文化財保存会
備考

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